インタビュー:渡部事務所 足立正さん


【プロフィール】 足立 正(あだち まさし)
渡部事務所(東京都千代田区) 代表
保有資格:宅地建物取引主任者資格、特定社会保険労務士、産業カウンセラー、キャリア・コンサルタント、日本年金学会会員

事務所の引き継ぎから、メンタルヘルス業務に出会うまで

インタビュアー横須賀 輝尚(以下、「イン」): まず、足立さんのこれまで事務所運営を始めた経緯を教えてください。

足立 正さん(以下、「足立」): はい、私は45歳の時に勤めていた会社を早期退職しまして、次の会社に移ったのですが、そことあまり合わなかったので、別の会社に転職しようと考えもしました。その会社にお世話になって2年くらいが経ち55歳になると、同じ仕事で給与が半分になることが分り、定年のない仕事に就きたいな~と思うようになりました。そこで社労士の勉強を始めたのです。平成10年のことでした。そして運よく3年で合格し、平成15年に下の子が大学を卒業したのを機に退職し独立開業しました。早いもので、もう10年経ちました。

イン:

ありがとうございます。今回のメンタルヘルスケア講座に興味を持ったきっかけを教えてください。

足立

私が社労士で何をメインにしてやろうかといったときに、自分の中では年金を中心にやりたいなという気持ちがありました。年金の仕事というのが、お客さまからいろいろと話を伺う傾聴という技術が必要なので、産業カウンセラーの勉強をし始めたのです。そこで傾聴生かして、年金相談を始めました。これは、知り合いに銀行を紹介してもらって、月に数回個人のお客様1人1人に1時間くらい掛けて年金の仕組みなどをご説明し、口座を獲得するというものでした。

メンタルヘルスケアについてですが、たまたま弊社初代所長の渡部先生(※足立さんは渡部事務所を引き継ぎました)も産業カウンセラーについて勉強していましたので、渡部先生とやりとりをするうちにクライアントで年金の問題が出ると、私の方に仕事を振ってくれるようになりました。その一方で、クライアントの中にメンタルで悩む人も、ちらほら出てきたということで、本格的にメンタルヘルスの事業に取り組むことにしました。これが開業して4~5年目のことでした。

イン:

平成20年ぐらいですね。

足立:

はい。それで、所長とできたら「メンタルヘルス専用の相談室も作って仕事をやりたいね」ということで始めたんです。それがそもそものきっかけと言えばきっかけですね。 ちょうど私も60歳になって、通常の業務以外の仕事をやりたいなという気持ちもありましたし。

イン:

もともとは定型業務の社労士を運営していたということですか?

足立:

そうですね、はい。初代所長が4年程前に亡くなってしまったので、そのクライアントも私の方で引き継いだのですが、いずれは私もそんな長くできないので後輩に引き継ぎたいなという気持ちがありました。引き継ぐのだったら今より少しでも大きくしてからという気持ちもあって、その方法をずっと探していたところ、昨年の8月に横須賀さんのメルマガでメンタルヘルス入門講座の告知がされていたので、じゃ、これやってみようかなと思い受けてみることにしました。

イン:

なるほど。仕事をやりながらメンタルヘルスの分野に少しずつ興味を持っていて、弊社のメルマガを読んでいただいたのがきっかけなんですね。

足立:

そうですね。あと、天才塾にも入会していましたので。

イン:

ありがとうございます。

弊社がメンタルヘルスケアの講座を開催したのは、メンタルヘルスケアは商売になるんだって言われていましたが、どうしていいか分からず、みんな悩んでいたところした。そんな時に講師の森田さんにお会いして「これだ!」と思い開催を決めたんです。これほどしっかりした方法論持った人は本当にいなかったので。

この講座なら最後まで面倒をみてくれる

イン:

入門講座がどんな感想を持たれました?

足立:

そうですね、私は今までいろんな講座やセミナーに首を突っ込んだんですけど、結局受けるだけで終わってしまって…すべて受け身の段階で終わってしまっていたんです。でも、この講座は非常にわかりやすく、また講師の森田さんが熱心だったので、これはちゃんと最後まで面倒見てもらえると強く感じました。

イン:

なるほど。ほかのという話がありましたけど、ほかの講座を受講されたり検討したということはありましたか?

足立:

メンタルヘルス業務ではないのですが、某大手コンサル会社で就業規則の見直しとか、ES(社員満足度)についてのセミナーには参加しましたね。ですが、これらはセミナーを受けるだけというか…。

イン:

そういうの結構今多いですからね。私も森田さんと話す中で「セミナーだけやってはい終わりというのはやめよう」という話をしました。それだったら本当に意味がないし、森田さんも長く仕事を担える人と一緒にやれる仕組みにしたいということでスタートしたんです。

最後まで丁寧に取り組める

イン:

実際2日間本講座があったわけですけども、受講して内容はいかがでしたか。結構長いと思うんですけど。

足立:

はい、あっという間に終わったというイメージでしたね!今まででしたらセミナーを受講して、課題があったとしても、まあいいかっていう感じで適当にやっていたんですけど、それがこの講座では真面目に課題をこなさなきゃいけないなという感じになりましたね。

イン:

そうですね、いい意味で森田さんもしつこいですし(笑)。森田さんは講演のためあれだけ全国回ってして、勉強会も月1回でやって、すごいなと思います。足立さんのお話を聞く限り、ほかの講座でなあなあになって時間だけが経ち、途中で止めてしまったりすることが多いということですが、なぜこの講座の課題はこなさなくてはと思ったのですか?

足立:

やっぱりそれだけ魅力があったんですよね。これは、もう自分でやらなきゃしょうがないなっていうような気持ちになったんですよ。しかも課題で自分がこの講座の講師としてやっているところを撮ってくださいというのがあったので、カメラを購入し、友達を呼んでビデオ撮影してもらい提出しました(笑)。今までだったら考えられないことです。

イン:

あ、本当ですか。(笑)

この講座の中で、なんかすごく分かりにくいとか、すごくよかった点とかありますか?

足立:

そうですね。よかった点は、何でも聞けるところですかね。講座終了後に定期的に勉強会が始まるのですが、そこでの森田さんは常に、われわれをパートナーとして見ていただいます。全然力は違うのにも関わらず、われわれのレベルまで降りてきてくださって、あくまでもパートナーだと接していただけるので、それがすごくよかったですね。

イン:

なるほど。本当に森田さんはすごい営業マンだと思います。この講座が始まる前はメンタルヘルスに関する業務をたくさん取ってきても、それを振る相手がいないという状態がすごく続いていたので、とてももどかしい状況だと伺っていました。ビジネスパートナーを探してると言っていたので、今こうして講座を受けられた方とパートナーとしてお付き合いしているのは、すごいいいことだと思います。

講座を受講された後のサポート契約やライセンス契約についてはどうですか。

足立:

まだライセンス契約の資料は使用したことはありませんが、講座の最初に勉強会は3カ月に1度と言ってたのが途中から毎月開催になって、そのたびに自分にベストなやり方をアドバイスしていただいたりしています。他にも、今の時期にやった方がいいことや突っ込む形を教えていただけるので、そういう意味でやりやすいです。

イン:

森田さんの勉強会は鮮度がいいですね。これは…申し訳ないですけど、こういう言い方あんまり好きではないのですが、多分よそには絶対ないと思います!

足立:

はい、私もそうだと思います!

セミナーを聞く方から、クライアントを獲得するまで

イン:

それでは、足立さんの認定コンサルタントとしての活動を教えていただけますか。

足立:

そうですね。私自身、勉強会が始まる前は今までと一緒で受け身だったんです。森田さんの方から何か仕事振ってくれるのではないかっていう甘い期待もあったんですけれども、話を聞く限りどうも違うなと感じました。先程言ったような、あくまでも「パートナー」としてのお付き合いだということが次第に分かってきて、自分で何か動かなきゃいけないんだなと考えだしたころ、3~4月ぐらいに森田さんから「一緒に営業いきましょう!」と誘われたんです。

イン:

あの得意技ですね(笑)

足立:

そうですね(笑)最初は「飛び込みで行ってたって無駄だ」と思い断っていたのですが、あまりにも言ってくるので根負けして誘いに乗ってみることにしたんです。その頃には、実際に飛び込みをされた方がぽつぽつ出てきましたので、じゃあ、それだけ言うのだから一度くらい行ってみようかなと思ってきたんです。そのころから、だんだん自分が何をやりたいかってビジョンが見えてきたんです。

私の住まいは千葉近郊なのですが、千葉を拠点とする認定コンサルタントはそんなにまだいないはずだと考え、だったら千葉を中心にやってみてはどうだろうと思いました。そこで、森田さんに時間をもらって、千葉県内の主な事業所などを一緒に回ってもらったのですが、飛び込みでも意外と話聞いてくれたんです。森田さんの営業トークがすごく上手なのもあるのですが、みなさんメンタルヘルスについて意外と困ってらっしゃるんです。

イン:

そうみたいですね。講師はお願いしたいけど、お願いできる相手がいない、予算がない、でも研修をしなきゃいけないみたいだから、わりと渡りに船みたいなところがあるようです。

足立:

そういうところもありますね。

イン:

それで結構決まりましたか?

足立:

そうですね。具体的な話はまだないのですが、ある団体と仕掛けてますね。先日、森田さんの主催イベントがあったのですが、100名くらい集客しました。セミナーごとでしたら延べ300名くらいでした。また同じ規模のイベントを開催する予定でいます。

イン:

こうやって既に実績があるとやりやすいですね。

足立:

それ以外にも介護事業所向けのセミナーで、森田さんにもお話していただいたのですが、このセミナーでも1件取れまして。他にも顧問契約していただいたりもしました。

イン:

すばらしいですね。セミナーで仕掛けて、そこでお客さんが来てって、すごい良い流れだと思います。しかも、セミナーで聞いてから、実際の仕事を取ったり顧問を取ったりっていうのが実際にあるっていうことですか?

足立:

そういうことですね。

イン:

すばらしいです。まだ本当に、具体的な活動としては多分1年経ってないですよね?

足立:

経ってないです。

イン:

講座があったのが去年で、そこから、こんな短期間というのはすごいと思います。

足立:

まあ、実際には今年の春ぐらいからのスタートになりますね。

イン:

では、まだ本当に半年ちょっととかですか?特に秋からは全国労働衛生週間などさまざまな追い風ありますね。国主導なので、いろんな仕掛けがしやすいとおもうのですが、いかがですか?

足立:

これも同じバージョンで、千葉の商工会議所を巻き込んでやろうかなというふうに。もうあいさつもできてますので。そんなことも考えてます。

地域を超えた仲間ができた

イン:

講座を受ける前に、この講座生かせるかどうかという、心配はありましたか?

足立:

少しありました。また今までと同じように、セミナーを聞くというだけで終わってしまうのではないかと。

イン:

実際はどうでした?

足立:

そういう心配はもう払拭されました。勉強会もどんどん開催されたので毎月出ていますし、森田さんからこういうセミナーを開催すると言われると、ほとんど行きました。営業でも森田さんがいろいろとお膳立てしていただけたので、感謝しています。

イン:

ありがとうございます。

それではこの講座の良い点を挙げていただけますか。

足立:

良い点は、受講期間が2日間では絶対理解できないのですが、課題をこなすことでだんだん理解していき、最終的に入っていけるということが一番です。それと仲間ができるということです。

イン:

そうですね。この場合だと地域越えた仲間もできますし、何より関東地方以外の情報などが入ってくるので、心強いと思います。

足立:

はい。実際に今回の受講者の中で地方の仲間に呼ばれて中国地方へ行ったりして交流しているようです。あとは、勉強会が終わっても受講者の中でグループを作って年間計画を立てたり企画したりする雰囲気が出ていることが良いですね。

イン:

思った以上に雰囲気良いですよね。足立さんは講座以外で実際にお会いした方とかいらっしゃいますか?

足立:

はい。千葉近郊で講座など開く方のセミナーであいさつをしたり一緒に営業に回ったりしています。彼は今度も同じように講座を開くので、今後もフォローしてあげたいと思います。

イン:

この講座の改善点やご要望があれば聞かせて下さい。

足立:

そうですね。今後はメンタルヘルスコンサルタントがいる地域が増えていくと思うのですが、その辺のバッティングをどう防ぐかということと、ネットワークの広げ方を教えていただきたいです。

イン:

なるほど、その辺は検討させていただきます。

講座以外でよかった点などはありますか?

足立:

はい。私は今までいろんなものに手を出したんですけど結局は横須賀さんが一番印象に残っているんです、自分の中で。なぜかというと、やっぱり森田さんと一緒で、われわれに対していろいろと提案をしてくださりますし、問題点も教えていただけます。毎月開催される勉強会も頻繁に出ていますし、出られない時も内容をシェアしていただけるじゃないですか。その辺で、すごく親近感が湧いてくるので続けていてよかったなという気がしてます。

イン:

ありがとうございます。

足立:

森田さんもわれわれに対して同じような気持ちで、少しずつ我々のレベルを上げてくれているのです。そして森田さんのパートナーとしてこれからも頑張っていきたいなという、そういう気持ちになります。

イン:

ありがとうございます。確かに森田さんと一緒にいるとやる気が出てきますよね。本人は「人をやる気にさせることに関しては世界一だ!」と言ってますからね(笑)

最後に、今後この講座受講される方にメッセージをお願いします。

足立:

この講座は、ただ聞いてたり受けてみたりしただけではだめだということです。実際に自分で何かしら動いてみましょう。もし、動き方が分からなくても全部教えてもらえます。とにかく何かやりたい、動きたいという気持ちだけをもって講座に臨んでいただけたら、きっと成果が出るでしょう。

イン:

なるほど、ありがとうございました。

足立:

こちらこそありがとうございました。